WBC“列島熱狂” 日本メキシコに劇的勝利村上の地元も歓喜 - Easy News

野球やきゅうのWBC＝ワールド・ベースボール・クラシックの準決勝じゅんけっしょうで、日本にっぽんがメキシコに6対たい5で逆転ぎゃくてんサヨナラ勝がちし3大会たいかいぶりの決勝けっしょう進出しんしゅつを決きめました。祝日しゅくじつの午前ごぜん中ちゅう、列島れっとう各地かくちは大おおいに盛り上もりあがり、このうちサヨナラ勝がちを決きめるツーベースヒットを打うった村上むらかみ宗そう隆たかし選手せんしゅの出身しゅっしん地ち、熊本くまもと市しでは、喜よろこびの声こえや22日にちの決勝けっしょうでの活躍かつやくを期待きたいする声こえが聞きかれました。

“村むら神様かみさま”の地元じもと熊本くまもとも歓喜かんき

30代だいの男性だんせいは「今いままで不振ふしんだったのに、ちゃんと決きめてくれてうれしかったです。優勝ゆうしょうに向むけて最後さいごの試合しあいも打うってほしい」と話はなしていました。

30代だいの女性じょせいは「今いままでの不調ふちょうがうそのようで、かっこよかったです。あすも1発はつ大おおきいのを打うって日本にっぽんを優勝ゆうしょうに導みちびいてほしいです。村上むらかみ選手せんしゅは熊本くまもとの誇ほこりです。期待きたい値ちが上あがったので決勝けっしょうも見みたいと思おもいます」と話はなしていました。

また、バーで応援おうえんしていたという20代だいの男性だんせいは「感動かんどうの展開てんかいで最高さいこうでした。過去かこのWBCで不調ふちょうだったイチロー選手せんしゅが打うった時ときを思い出おもいだしました。あすも『村むら神様かみさま』の1発はつを期待きたいしています」と話はなしていました。

村上むらかみ選手せんしゅと同おなじ高校こうこうに通かよっていたという30代だいの女性じょせいは「九州きゅうしゅう学院がくいんパワーで応援おうえんしました。とても盛り上もりあがって感動かんどうで涙なみだが出でました。あすの決勝けっしょうは職場しょくばでこっそり、絶対ぜったいに見みます」と話はなしていました。

佐々木ささき朗あきら希まれの地元じもと岩手いわて陸前りくぜん高田たかだからも声援せいえん

先発せんぱつした佐々木ささき朗あきら希まれ投手とうしゅの出身しゅっしん地ち、岩手いわて県けん陸前りくぜん高田たかだ市しでは、商業しょうぎょう施設しせつにパブリック・ビューイングの会場かいじょうが設もうけられ、多おおくの人ひとたちが集あつまりました。佐々木ささき投手とうしゅが160キロを超こえる速球そっきゅうで空振からぶり三振さんしんを奪うばうなど上々じょうじょうの立ち上たちあがりを見みせると、集あつまった人ひとたちは盛さかんに声援せいえんを送おくっていました。しかし4回かい、佐々木ささき投手とうしゅがスリーランホームランを打うたれて3点てんを先制せんせいされた場面ばめんでは、会場かいじょうは一転いってんして静しずまりかえっていました。

9回かいに岩手いわて県けん奥州おうしゅう市し出身しゅっしんの大谷おおや翔しょう平ひら選手せんしゅのツーベースヒットを足あしがかりに日本にっぽんがサヨナラ勝かちすると、集あつまった人ひとたちは一斉いっせいに立ち上たちあがって歓声かんせいをあげていました。

佐々木ささき投手とうしゅが小学生しょうがくせいの時ときに所属しょぞくしていたスポーツ少年しょうねん団だんの監督かんとくとして佐々木ささき投手とうしゅを指導しどうした村上むらかみ知幸ともゆきさんは「大だい舞台ぶたいで1球きゅうの怖こわさを改あらためて感かんじることができ、佐々木ささき投手とうしゅには貴重きちょうな経験けいけんになったと思おもうので今後こんごの成長せいちょうが楽たのしみです。ここまできたら、日本にっぽんは優勝ゆうしょうしてほしいです」と話はなしていました。

東京とうきょう港みなと区くのパブリックビューイング会場かいじょうは総立そうだちに

東京とうきょう都内とないに設もうけられたパブリックビューイング会場かいじょうには、およそ400人にんのファンが集あつまり日本にっぽんから声援せいえんを送おくりました。このうち7回かいに吉田よしだ正ただし尚なお選手せんしゅが同点どうてんのスリーランホームランを打うつと集あつまった人ひとたちはまわりの人ひととハイタッチをしたり歓声かんせいを上あげたりして喜よろこびあっていました。

その後そのご、メキシコに勝ち越かちこされましたが9回かい、村上むらかみ宗そう隆たかし選手せんしゅのツーベースヒットで2人にんがかえりサヨナラ勝かちすると会場かいじょうのファンは総立そうだちになり熱気ねっきに包つつまれていました。