イギリスでは記録的な食品価格の高騰などを受け、インフレ率が10%を超えていて、約40年ぶりの高水準が続いています。
イギリス国家統計局は22日、先月の消費者物価指数が去年の同じ月と比べて10.4%上昇したと発表しました。
インフレ率は1月の10.1%上昇を上回り、約40年ぶりの高水準が続いています。
特に食品の価格は先月までの1年間で18.2%上昇し、45年ぶりの高水準となっています。
先月、イギリスで問題となった野菜不足も食品価格の高騰に大きな影響を及ぼしました。
天候不良による輸入品の不足やエネルギー価格の高騰によって農家が冬にビニールハウスでの生産を減らしたことなどが野菜不足の原因として挙げられています。