大相撲春場所は26
日に
千秋楽を
迎え、
日本相撲協会の
八角理事長は
恒例のあいさつで、
昭和以降で
初めて横綱と
大関がともに
不在の
場所となったことを
踏まえて
遺憾の
意を
示しました。
大相撲春場所は26日、大阪市の大阪府立体育館で千秋楽を迎えました。
4年ぶりに入場者数の上限を設けずに開催された今場所は、連日多くの人が訪れ、今月12日の初日から千秋楽の26日まで、15日間すべてで会場には「満員御礼」の垂れ幕が掲げられました。
本場所の15日間すべてが満員御礼となるのは、新型コロナウイルス感染拡大前の令和2年初場所以来、3年ぶりです。
相撲協会の八角理事長は土俵上からの恒例のあいさつで、「コロナ禍の中、医療従事者の皆様のご尽力とお客様のご協力により、大相撲を開催できましたこと、協会員一同、深く感謝申し上げます。本日、千秋楽を迎えることができました。これもひとえに、連日、かくも盛大にご来場いただきました、皆様方のご支援のたまものと心より御礼申し上げます」と述べました。
一方、横綱 照ノ富士が初日から、大関 貴景勝は7日目からともに休場し、昭和以降では初めて横綱と大関がともに不在の場所となったことを踏まえ「横綱・大関の休場は大変遺憾ではございますが、新進古豪の力士たちは、大阪・本場所にふさわしい気迫あふれる熱戦を展開、ご期待にお応えできた事と存じます」と述べました。