検診受診率目標60％に引き上げへ新がん対策基本計画閣議決定 - Easy News

日本人にっぽんじんの2人にんに1人にんがなるとされているがんの対策たいさくについて、政府せいふは自治体じちたいと企業きぎょうの連携れんけいなどを進すすめ、がん検診けんしんの受診じゅしん率りつの目標もくひょうを、これまでの50％から60％に引き上ひきあげることを盛り込もりこんだ国くにの新あらたな基本きほん計画けいかくを閣議かくぎ決定けっていしました。

がん対策たいさくの基本きほん計画けいかくは、今後こんご6年間ねんかんの具体ぐたい的てきな国くにの方針ほうしんを定さだめたもので、28日にちの閣議かくぎで決定けっていされました。

計画けいかくでは、これまでの基本きほん計画けいかくに盛り込もりこまれている「がん予防よぼう」、「がん医療いりょう」、「がんとの共生きょうせい」の3つの柱はしらを維持いじし、課題かだいや取り組とりくむべき施策しさくなどを定さだめています。

具体ぐたい的てきな対策たいさくとしては、自治体じちたいと企業きぎょうが連携れんけいするなどがん検診けんしんを進すすめ、受診じゅしん率りつの目標もくひょうをこれまでの50％から60％に引き上ひきあげることが盛り込もりこまれました。

また、外国がいこくでは承認しょうにんされているものの、国内こくないでは承認しょうにんされていない治療ちりょう薬やくが増加ぞうかしているため、日本にっぽんでの早期そうき開発かいはつを促うながすなど治験ちけんの実施じっしを促進そくしんするほか、これまでの制度せいどの見直みなおしを含ふくめた対応たいおう策さくを検討けんとうするとしています。

このほか患者かんじゃや家族かぞくが医療いりょうなどのサービスを利用りようしやすくするために、オンライン診療しんりょうの提供ていきょうや治験ちけんや相談そうだん支援しえんのオンライン化かなど、デジタル化かも推進すいしんするとしています。

加藤かとう厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじんは閣議かくぎのあと記者きしゃ団だんに対にたいし「新あらたながん対策たいさく推進すいしん基本きほん計画けいかくでは、誰だれ1人にん取り残とりのこさないがん対策たいさくを推進すいしんし、すべての国民こくみんとがんの克服こくふくを目指めざすことを目標もくひょうに、対策たいさくをさらに推進すいしんする」と述のべました。

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