警視庁によりますと27日、足立区の西新井警察署で、調べが終わった83歳の男性と72歳の男性の遺体を遺族に返す際、葬儀業者に取り違えて引き渡したということです。
遺体は専用のシートに包まれていましたが、外側には亡くなった人の氏名などが記されたシールが貼られていて、引き渡しの際には、氏名のほか写真で顔なども確認することになっていましたが、担当した3人の警察官はいずれも確認をしていなかったということです。
遺体を確認した遺族が取り違えられていることに気が付き発覚したということで、警視庁はそれぞれの遺族に謝罪したということです。
警視庁は「職員の指導と遺体の確認を徹底したい」とコメントしています。