インドネシアで開催予定のサッカーU−20ワールドカップを巡り、月末に予定されていた組み合わせ抽選会が中止となりました。イスラエルの出場に国内で反発の声が上がっているのが背景です。
インドネシアのサッカー協会は26日に開いた会見で、31日にバリ島で予定されていたU−20ワールドカップの組み合わせ抽選会の実施を見送ったと明らかにしました。
現地メディアによりますと、バリ島の知事が出場国のイスラエルの受け入れを拒否したことが背景にあるということです。
イスラム教徒が多数を占めるインドネシアはパレスチナ問題を巡り、イスラエルを国として承認しておらず、イスラエルの大会出場に一部で反発の声が上がっています。
バリ島での抽選会中止を受け、今後組み合わせをどう決めるのかについては明らかになっていません。
U−20ワールドカップは5月20日からインドネシアで開かれる予定で、日本代表の出場も決まっています。