富士山が噴火したとき、どのように避難するか、静岡県や山梨県、神奈川県などが新しい計画を発表しました。
避難が必要な人は、3つの県に住んでいる約80万人です。噴火の前、地震が増えた場合などは、気象庁が「噴火警戒レベル」を上げます。レベルが上がったら、親戚の家やホテルなどに避難します。
人口が多い所では、みんなが車で避難すると、道が混んで避難が遅れる心配があります。このため、お年寄りなど以外は、歩いて避難します。
富士山に登っている人は、気象庁が臨時の情報を出したら、「噴火警戒レベル」がいちばん低いレベル1でも、山を下ります。
3つの県の市や町などは、これからもっと細かい避難の計画を作ります。そして、住んでいる人に計画を知らせて、避難が遅れる人をなくしたいと考えています。