準決勝じゅんけっしょう進出しんしゅつを決きめた報徳ほうとく学園がくえん（兵庫ひょうご）の応援おうえん団長だんちょう、大だい崎元さきもと輝あきらさんはしみじみと話はなしてくれました。

後押あとおしされたチームは、2試合しあい連続れんぞくで手てに汗あせ握にぎる延長えんちょう戦せんで勝利しょうり。グラウンドとスタンドが一体いったいとなった戦たたかいを実感じっかんさせてくれました。

2種類しゅるいを巧たくみに使い分つかいわけてエールを送おくっていました。

一方いっぽう、守備しゅびのときは、赤色あかいろのメガホンを置おき、えんじ色しょくのメガホンに持もちかえて、チームがアウトをとったり、好こうプレーを見みせたりしたときにたたいていました。

二刀流にとうりゅうのメガホンでの応援おうえんについて、応援おうえん団だんの1人にん、野球やきゅう部ぶの光ひかり吉よし俊しゅん貴たかさんの感想かんそうです。

学校がっこうによるとスティック型がたのメガホンは耐久たいきゅう性せいに優すぐれていて、今こん大会たいかい初はじめて配くばられたということです。

二刀流にとうりゅうのメガホンでの応援おうえんは、強豪きょうごう校こうが、コロナ禍かのアルプスを経験けいけんするなかで工夫くふうして生うまれた応援おうえんスタイルとも言いえそうです。

メガホンの制作せいさくと販売はんばいを担当たんとうする重じゅう芳明よしあきさんは「久ひさしぶりにメガホンが高校こうこう野球やきゅうファンの手元てもとにあることがうれしく、活気かっきが戻もどってきたと感かんじています」と話はなしていました。

声こえを出だしたり、たたいたり、踊おどったりと思い思おもいおもいに使つかわれるメガホンが、高校生こうこうせいの青春せいしゅんの1ページに彩いろどりを添そえています。