プロ野球、オリックスから大リーグのレッドソックスに移籍した吉田選手は30日、本拠地、フェンウェイ・パークで行われたオリオールズとの開幕戦に臨みました。
WBC=ワールド・ベースボール・クラシックで大会新記録の13打点をマークして日本の優勝に貢献した吉田選手は試合前のセレモニーで「WBCチャンピオン」と紹介され4番・レフトで先発出場しました。
1回の初打席は追い込まれてから粘りましたがセカンドゴロに倒れ、4回の第2打席は1アウト三塁の場面でデッドボールでした。
6点を追う6回の第3打席はノーアウト一塁二塁のチャンスで2球目の高めの速球をセンター前に運んで二塁ランナーをかえし、大リーグ初ヒットと初打点をマークしました。
8回の第4打席は1アウト一塁の場面で初球を引っ張った鋭いライナーがファーストのミットをはじいてライト線へのヒットとなり、後続のツーベースヒットで吉田選手もホームにかえりました。
第5打席は2点を追う9回、1アウト一塁二塁でショートゴロに打ち取られダブルプレーで試合終了かと思われましたが、ショートがファーストに悪送球して二塁ランナーがホームを踏み1点差に迫りました。
しかし次のバッターが三振してレッドソックスは9対10で敗れ、黒星スタートとなりました。
吉田選手はデビュー戦で4打数2安打1打点デッドボール1つでした。