大相撲秋場所は24
日が
千秋楽、3
敗で
優勝争い単独トップの
平幕 熱海富士は
大関経験者の
朝乃山と
対戦します。
熱海富士は
勝てば
初めての
優勝が
決まり、
敗れれば
優勝決定戦にもつれます。
秋場所は14日目の23日を終えて、21歳の平幕 熱海富士が3敗で単独トップに立ち、4敗で大関 貴景勝、関脇 大栄翔、平幕の高安と北青鵬が追う展開となりました。
単独トップの熱海富士は大関経験者の平幕 朝乃山と初顔合わせの一番に臨みます。
右四つを得意とする力士どうし、がっぷりと組み合う展開が予想されます。
熱海富士は今場所は前に出る相撲を貫いて白星を重ねています。
24日も先に左の前まわしを取って、一気に前に圧力をかけられるか、対する朝乃山は大関経験者として勢いに乗る若手の圧力を受け止めて跳ね返せるか注目です。
4敗の力士のうち、大関 貴景勝は関脇 大栄翔と4敗どうしの対戦です。
過去17勝5敗と大きく勝ち越している貴景勝はリズムよく下から突き上げる攻めを見せられるかがポイントになりそうです。
大栄翔は腕を伸ばして突き放すように攻め続けたいところです。
このほか、4敗の北青鵬は大関 豊昇龍と、高安は大関 霧島と対戦します。
最も早く取組がある熱海富士が勝てばその時点で初めての優勝が決まりますが、熱海富士が敗れて4敗となった場合は優勝決定戦にもつれます。
熱海富士が優勝すれば初土俵から18場所目での初優勝となり、年6場所制が定着した昭和33年以降、幕下や三段目の付け出しを除くと、最も早い記録となります。