中国北西部陝西省の名門大学、西安交通大学が、これまで卒業の必須条件としていた英語の試験を廃止しました。これをきっかけにSNSでは英語の役割をめぐる論議が巻き起こっています。
西安交通大学は20日、学生は全国統一試験などの英語試験に合格しなくても、学位を取得して大学を卒業できると告知しました。
SNSではこの決定を称賛する意見が多数を占めました。「とてもいいことだ。ほかの大学も後に続いてほしい。中国人の学位に外国語(試験)が必要とされるなんて馬鹿げている」というウェイボーの投稿には2万4000以上の「いいね」が付き、関連するハッシュタグの閲覧数は21日の時点で3億5000万を超えています。