福島第一原子力発電所では、放射線を出す物質を取る処理をした水がたまっています。東京電力が処理をした水に海の水を入れて、海に流し始めてから、24日で1か月になりました。
中国は、この水を海に流すことに反対しています。そして、日本から魚や貝などの水産物を輸入することを止めました。
日本の政府は、漁業をしている人などを助けるために、全部で1000億円以上のお金を用意しています。中国以外の国に輸出するための準備などにお金を使います。
レストランなどの会社も、漁業をしている人などを助けたいと考えています。ホタテは中国にたくさん輸出していたため、特に大きな問題になっています。回転ずしの会社は、北海道などでとれたホタテを使ったすしを、全部の店で売り始めました。会社の人は「輸出できなくて困っているほかの魚も、これから売りたいです」と話していました。
