合わせて4試合が開催されるフランス内陸部のサンテティエンヌは、古くからお菓子作りが盛んな街です。
創業およそ140年の老舗チョコレートメーカーが、お菓子作りを通して大会を盛り上げようと、週に2回、ラグビーボールの形をしたチョコレートを作る体験会を開いています。
23日は地元の人を中心に10人が参加し、2種類の風味が違うチョコレートをボール型の容器に入れて、均一に混ぜ合わせる工程を体験しました。
およそ20分間冷蔵庫で冷やして固めたあと、割れないように慎重に容器から取り出すと縫い目まできれいに再現された手のひらサイズの小さなラグビーボールができあがりました。
両親と参加した7歳の女の子は「お父さんとお母さんと一緒に食べたいです」と話していました。
また、夫婦で参加したサンテティエンヌに住む日本人の女性は「ラグビーワールドカップをきっかけに街にたくさんの人が来てくれてうれしいです」と話していました。