まるで空中に浮かぶ赤いバラの花。場所はトルコ北西部の町ブルサ。この映像はSNSで瞬く間に拡散。「UFOだ」「世界の終わりだ」などの声が世界中で飛び交い話題に。そんな声を打ち消すようにトルコ気象局は「レンズ雲」の1種であると説明。
レンズ雲とは、上空の風が強く山などにぶつかった時現れ、見た目はその場にとどまって浮かんでいるように見え、レンズ状の形からレンズ雲と呼ばれます。今回撮影された町も標高およそ2500メートルの山の麓に位置し、上空に強風が吹き、さらに撮影した時間は早朝。朝日を浴びて赤やオレンジ色に染まり、このような不思議な光景を生み出したようです。