東京 八王子の
東京都立大学で、
教授で
社会学者の
宮台真司さんが
刃物で
襲われ
重傷を
負った
事件で、
警視庁は、
現場から
逃走した
男について
新たに
事件前後の
防犯カメラの
映像を
公開し、
情報提供を
呼びかけています。
去年11月、東京 八王子の東京都立大学南大沢キャンパスで、この大学の教授で社会学者の宮台真司さん(63)が男に刃物で切りつけられ全治6週間の重傷を負いました。
警視庁は、先月、事件の直後に防犯カメラに写った男の映像を公開し、情報の提供を呼びかけてきましたが、特定には至らず27日、新たな映像を公開しました。
公開された映像は、事件発生の4時間ほど前、正午すぎに相模原市中央区宮下本町で撮影されたもので、白かシルバーの自転車に乗って走行する様子が確認できます。
この時は、事件直後に身につけていたオレンジ色のニット帽ではなく、黒い帽子をかぶっています。
また、事件から3時間ほどあとの午後7時20分ごろに八王子市上柚木で撮影されたものでは、帽子を脱いで落ち着いた様子で歩く後ろ姿が確認できます。
警視庁によりますと、男は相模原市と東京 町田市の間を流れる川沿いに、相模原市中央区方向から北上して大学に向かい、事件後、再び川沿いに南下して逃走したということです。
男は、身長が1メートル80センチから90センチくらい、黒っぽいジャンパーにズボンを身につけ、グレーと黒っぽいリュックサックを持っていたということです。
事件に関する情報は、南大沢警察署で受け付けています。
電話番号は042-653-0110です。