去年、
都内で
起きた、
一連の
事件とは
別の
強盗事件に
関わったとして
逮捕された40
代の
男性がNHKの
取材に
応じ、「
軽い気持ちで
犯行現場に
行ってしまったが、
浅はかだったと
思う」と
振り返りました。
去年、都内の住宅に複数の男らが押し入り、住人が縛られ現金や腕時計を奪われる事件があり、男性は、事件に関わったとしてほかのメンバーとともに逮捕されたということです。
警視庁はこの事件について、メンバーがSNSの「闇バイト」で集められた疑いがあるとみています。
男性によりますと、集合の時間と場所だけ知らされ、仕事の具体的な内容は教えられませんでしたが、あとになって、強盗で奪った金品を受け取るのが自分の役割だと分かったということです。
男性は「『指定の場所に行ったら人が来るから荷物を受け取ってきてくれ』などと頼まれた。強盗だとは思っていなかった。別の容疑者とはその時に初めて会った」と話していました。
男性は結局、荷物を受け取ることはなく、その後、強盗事件の共犯として逮捕されました。
その時初めて、強盗事件に関わっていたことを知ったといいます。
男性は「グレーな仕事だろうと思っていたが、強盗事件だったことに驚いた。軽い気持ちで犯行現場に行ってしまったが、浅はかだったと思う」と話していました。
そのうえで、SNSの「闇バイト」を通じて集まったとみられるメンバーによる強盗事件が相次いでいることについて、「自分は捕まらないと思っている人が多いと思うがそんなことは絶対にない。高額報酬と言われるが、たとえ強盗で1000万円を強奪したとしても、複数の実行犯のほか、情報を持ってくる役、リクルート役など大勢で分けることになるので、末端の人間に100万円も払われるとは考えにくい。そんなに甘くない」と話していました。
今月、東京 狛江市で起きた事件では、住人が殺害される事態となっていて、男性は「SNSを通じて集まった、面識のない者どうしが、『自分のほうがすごいことをできるんだ』というような、見えの張り合いをしている感じがする。また、押し入った住宅で現金をとれなかったら上の人間からひどい目に遭わされるのではないかと考えて、無理やりに現金などのありかを言わせようとしたのではないか」と話していました。
2019年11月にマニラで摘発 日本人36人を身柄拘束
フィリピンの
首都マニラでは、2019
年11
月に
日本に
向けて
振り込め
詐欺の
電話をかけていたとみられる
グループの
拠点が
摘発され、
日本人36
人が
身柄を
拘束されました。
当時、日本の警察から情報提供を受けたフィリピンの入国管理局が、マニラの中心部にあったビルの拠点を摘発しました。
入管当局が拠点に踏み込んだ際に撮影した映像では、オフィスのような部屋の中に黒い机が並べられ、何台ものスマートフォンが置かれていました。
また、スマートフォンの画面には「Secret業務連絡」というタイトルが付いたチャットのような画面が表示されていて、「警察来ました」などの報告のようなメッセージも確認できました。
入国管理局によりますと、グループはマニラ周辺の拠点を移動しながら日本に向けて詐欺の電話をかけていたとみられ、およそ1400件の詐欺事件に関与していた疑いがもたれていました。
拘束されたメンバーの男らは、一時、マニラにあるビクタン収容施設に収容され、その後順次、日本に送還されていました。
ビクタン収容施設とは
全国で
相次いでいる
一連の
広域強盗事件で、「ルフィ」を
名乗って
指示を
出していた
疑いが
あるとする
日本人が
収容されているビクタン
収容施設は
首都マニラの
中心部から10
キロ余りのところにあります。
フィリピンの入国管理局が管轄する施設で、不法滞在となった人などが収容されていて、入国管理局によりますと日本人も20人近くいるということです。
過去に収容された経験がある人によりますと、施設内では職員に金を払うことで携帯電話やノートパソコンを使うことができたほか、酒やたばこのほかに携帯電話のプリペイドカードも買うことができたということです。
また、この施設には現地での刑事手続きなどを理由に数年から10年以上収容されている人もいるとの報道もあり、本国などへの送還を免れるための抜け道になっているのではないかとの指摘も出ています。
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Source: NHK
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