耳に障害がある人たちのスポーツの世界大会「デフリンピック」が、東京都で2025年にあります。印刷の会社などは、話したことばを自動で字にして、画面に出す技術を作りました。耳に障害がある人たちの空手の大会で、この技術を使ってみる実験がありました。
会場の受付に画面とタブレットが置いてあります。話したことばは字になって見えて、耳に障害がある人に伝えることができました。
利用した男性は「手話ができない人とも会話ができてよかったです。顔を見ながら会話ができて、気持ちもわかりました。通訳の人がいない場所などに置いてほしいです」と話していました。
東京都は、この技術をデフリンピックで使うことができるようにしたいと考えています。