東芝の経営再建を巡っては非上場化を含めて検討されていますが、国内の投資会社が中部電力やオリックスなどに出資を検討するよう要請していることが分かりました。
このうち中部電力は原子力や送配電事業で東芝とは取引があり、出資を検討しているということです。
また、オリックスも出資について「検討しているのは事実だ」としています。
いずれも国内の投資会社「JIP(日本産業パートナーズ)」からの打診を受けたものです。
JIPは他の企業にも出資への参加を打診している模様で、国内勢中心の支援体制を模索しているものとみられます。
東芝は今後4つの陣営から具体的な再建案の提案を受けた後、絞り込んでいくことにしています。