葬儀そうぎ委員いいん長ちょうを務つとめる岸田きしだ総理そうり大臣だいじんや友人ゆうじん代表だいひょうの菅かん前ぜん総理そうり大臣だいじんが追悼ついとうの辞じを述のべたあと、参列さんれつ者しゃによる献花けんかなどが行おこなわれます。

ことし7月つき、奈良なら市しで参議院さんぎいん選挙せんきょの応援おうえん演説えんぜつ中ちゅうに銃撃じゅうげきされて亡なくなった安倍あべ元もと総理そうり大臣だいじんの「国葬こくそう」は、このあと午後ごご2時じから東京とうきょう・千代田ちよだ区くの日本にっぽん武道ぶどう館かんで行おこなわれます。

「国葬こくそう」には、葬儀そうぎ委員いいん長ちょうを務つとめる岸田きしだ総理そうり大臣だいじん、衆しゅう・参さん両院りょういんの議長ぎちょう、最高さいこう裁判所さいばんしょ長官ちょうかんの「三権さんけんの長ちょう」、それに国会こっかい議員ぎいんや都道とどう府県ふけん知事ちじ、各界かくかいの代表だいひょうのほか、海外かいがいからの要人ようじん、合あわせておよそ4300人にんが参列さんれつする予定よていです。

皇族こうぞく方かたは、秋篠宮あきしののみやご夫妻ふさいをはじめ、合あわせて7人にんが参列さんれつされます。

「国葬こくそう」は、国歌こっかの演奏えんそうや黙もくとうが行おこなわれたあと、安倍あべ氏しの生前せいぜんの姿すがたをまとめた映像えいぞうが上映じょうえいされます。

続つづいて、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんら「三権さんけんの長ちょう」に加くわえ、友人ゆうじん代表だいひょうとして、第だい2次じ安倍あべ政権せいけんで官房かんぼう長官ちょうかんを務つとめた菅かん前ぜん総理そうり大臣だいじんが追悼ついとうの辞じを述のべることになっています。

そして、天皇てんのう皇后こうごう両りょう陛下へいかと上皇じょうこうご夫妻ふさいの使つかいによる拝礼はいれいが行おこなわれたあと、参列さんれつ者しゃによる献花けんかなどが行おこなわれます。

戦後せんご、総理そうり大臣だいじん経験けいけん者しゃの「国葬こくそう」が行おこなわれるのは、1967年ねんの吉田よしだ茂しげる氏し以来いらい55年ねんぶり、2例れい目めで、世論せろんの賛否さんぴが分わかれる中なかでの実施じっしとなりました。

会場かいじょう周辺しゅうへんは厳戒げんかい態勢たいせい

安倍あべ元もと総理そうり大臣だいじんの「国葬こくそう」が27日にち午後ごごから日本にっぽん武道ぶどう館かんで始はじまるのを前まえに、警視庁けいしちょうは、27日にち朝あさから一般いっぱん道どうの通行止つうこうどめを行おこなうなど会場かいじょう周辺しゅうへんでの厳重げんじゅうな警戒けいかいを行おこなうとともに、最高さいこうレベルとなるおよそ2万まん人にんの態勢たいせいで参列さんれつする要人ようじんの警護けいごなどにあたる方針ほうしんです。

午後ごご2時じから東京とうきょう・千代田ちよだ区くの日本にっぽん武道ぶどう館かんで始はじまる安倍あべ元もと総理そうり大臣だいじんの「国葬こくそう」に向むけ警視庁けいしちょうは、最高さいこうレベルとなるおよそ2万まん人にんの態勢たいせいで、会場かいじょう周辺しゅうへんに多おおくの警察官けいさつかんを配置はいちして、厳重げんじゅうな警戒けいかいを行おこなっています。

日本にっぽん武道ぶどう館かんがある北の丸公園きたのまるこうえんの入り口いりくちには、関係かんけい者しゃ以外いがいが立ち入たちいらないよう柵しがらみが設置せっちされたほか、会場かいじょうに近ちかい一般いっぱん道どうでも午前ごぜん9時じごろから通行止つうこうどめが始はじまりました。

また、会場かいじょう北側きたがわの九きゅう段だん坂ざか公園こうえんに設置せっちされた一般いっぱん向むけの献花けんか台だいでは、午前ごぜん中ちゅうから多おおくの人ひとが訪おとずれていて、献花けんかする前まえに手荷物てにもつ検査けんさが行おこなわれるなど、不審ふしん物ぶつが持ち込もちこまれないための対策たいさくを徹底てっていしています。

27日にち午後ごごには葬儀そうぎ車列しゃれつや参列さんれつする要人ようじんが会場かいじょうへ移動いどうを始はじめる見込みこみで、警視庁けいしちょうは警視総監けいしそうかんをトップとする「最高さいこう警備けいび本部ほんぶ」の指揮しきのもと、沿道えんどうに多おおくの警察官けいさつかんを配置はいちするなどして要人ようじんの警護けいごにあたる方針ほうしんで、都内とないは厳戒げんかい態勢たいせいの中なか、「国葬こくそう」の開始かいしを迎むかえることになります。