中国の四川省では猛暑の影響で電力の需給が逼迫(ひっぱく)しトヨタ自動車など世界的な大手企業の操業に影響が出ています。
内陸部の四川省では猛暑による電力需要の増加と干ばつによる水力発電所の発電量の減少で電力の需給が逼迫しています。
これを受けて、四川省政府は一般家庭向けの電力を確保するため地元企業に対し15日から6日間工場の操業を停止するよう指示しました。
中国メディアによりますと、トヨタ自動車やEV用バッテリー世界最大手のCATL、アップルの製品を生産するフォックスコンなどの工場が操業を停止しているということです。
地元の電力会社は、今後も状況が改善しない場合には一般家庭についても計画停電を行う方針を発表しています。